いつでもちゃんと聞いている

先日受診された親御さんから、メールでお便りです。
3月1日に受診しました〇〇です(8歳、支援学級)。受診の際、おねしょの件を相談しましたら、先生からはいずれおむつは取れるから心配ありません、と言われました。そのとき本人は(外来の)おもちゃで遊んでおり、聞いていない様子でしたが、その晩急に、「パンツで寝る!」と言い出し、以来、おねしょはしていません。いずれ失敗覚悟でトレーニングしなければいけないと思っていたので、こんなにあっさりと解消されてびっくりです。3月18日の御便りですから、すでに17日間、経過しています。何食わぬ顔をして、親が医者と相談している内容をちゃーんと聴き取っていることが、これでわかります。だから、ダウン症児を低能の困った子ども扱いをした言葉のやりとりをすることは、児の発達に暗い影を落とすだけだと思われます。(文責:飯沼院長)