早期療育のシリーズ3

生後2ヶ月頃にはダウン症乳児の身体運動はめざましく活動がふえます。
特にいもむしのように胴体をくねらす運動が上手です。
そこで、めざめた乳児をはらばいに寝かせて、足も伸ばした状態にして、親の人差し指でわき腹をつついて刺激を加えましょう。
すぐにその指を避けるような動きが観察されます。
ちてもよい反射です。
もしもつついても動きがなかったら、もしかして軽いタッチしかしてなかったかも。
肋骨の2,3本指先ではじくようにすると動きがでるかも。
また最初はつついてから1秒、2秒経過してから動きがでるようなら、反射が鈍いと判断します。
毎日何度でもよいからくりかえしていると、たいていは0.5秒でさっと動きがでてきます。
運動反射がすばやくでるようになったと喜びましょう。(文責:飯沼院長)