早期療育シリーズ2

早期療育の効果をあげるには、ダウン症児童の心理を読み解いて働きかけるという姿勢が重要です。
親が愛情を注ぐという言葉は頭で理解できても、行動に現れていなければ、上っつらのリップサービスとなって、何の発達ももたらしません。
赤ちゃんが何かやったとか、反応したときにすかさず母親があげる歓声を聞いて、この歓声には母親の気持ちが素直に含まれて居ると思われるなら、それが療育です。
乳児は母親の歓声を聞いて気分よい心情にひたり、満足し、さらに智恵を求めます。
かわいがれば、知能が進むのなら、どうしてかわいがらないでしょうか。

ダウン症の赤ちゃんの初期療育はこうして始まります。(文責:飯沼院長)