親の会成立と学習会の位置づけ

令和7年3月1日に聖路加大学キャンバス内教室にて、愛児クリニックに真面目に通院されている親御さんたちの集会が開催されました。冒頭、クリニック院長から、なぜ今親の会が求められているかを、具体的な事例を挙げて説明しました。その後、横浜市から来られたY氏から娘さんと職場のトラブルについてと特別講演がされて、その後、親の会の会長に新任された重富氏から、入会手続き等の説明がされました。結果として、即座に、100名を超える家庭から入会手続きが実現しました。良い出発を遂げたと思われます。それ以前までは、愛児クリニックで、分科会と称して、親御さんが知っておくべき大事な情報資源を学ぶオンライン会議を開催していましたが、親の会が設立されて、その分科会活動は移譲されることとなりました。それに伴い呼称も分科会から”学習会”に改められました。企画担当する運営委員に有富氏が就任されて、今後しばらくは2カ月毎にテーマを決めて学習会を持つことが発表されました。最初の学習会は、5月14日です。夜8時半からオンライン会議となり、”知能検査自由自在”というタイトルで開かれます。1か月前に会員の皆様にオンライン会議の御知らせと紹介状が届けられる予定です。7月に開かれる会議では、一応、”障害者基礎年金診断書”に関する学習会が予定されています。詳細が決まりましたら公開されます。
 学習会の実際について一抹の危惧があり、3月30日夜開催された親の会運営委員会で討論されました。過去の分科会で、参加者が顔出ししていない方が居られること。果たして愛児クリニックに通院している方なのか不明であること等が取り上げられました。既に分科会のマナーとして、どんな意見も自由に言えることや、その意見をとらえて中傷したりすることはしないことや、脱線しない議論をするように努力することをルールとすると公示しています。外部の人物が入り込んで場所荒らしをする可能性はいつもありますので、顔出ししていない方への警戒心は解消されていません。学習会(分科会)での議論は、参加者一同の記憶に共有されるべき内容ですが、外部にそれ(議論とそのプロセス)を発表することは厳禁とします。悪意ある人物の侵入は絶対的に拒絶します。(文責:飯沼)