木更津で講演会をしました

令和1年6月16日(日)午前10時から,、木更津市にある子ども館ゆめたまご(込山初美代表)の肝いりで、特別講演会に行ってきました。事前に10名以上の方から日頃知りたいと思っていた疑問点を集めて、ファクスで送信されていたので、そちらは既に回答をしておきました。質問の内容から、どんな知見が求められているかが推察されました。講演は、こちらから教えられる療育の要点を説明しました。ありふれた講演となりましたが、列席者はいずれも熱心に聴いてくれて感謝あるのみです。後半は、こちらが用意した逆質問状を、順番にしたがって、回答解説していきました。おそらく大勢の方が、知らないままに過ごしていた疑念が、相当部分晴れたのではないかと手ごたえを感じました。いじわるな質問というタイトルで提供しました。会場の参加者の一人ひとりをこちらから指さして、それなりの推理をして回答をしてもらいましたので、大学の講義のようになりました。質問の一部を披露すると、Q.胎盤は胎児の細胞ですか、母親の細胞でできていますか?Q。なぜダウン症の赤ちゃんに奇形の合併症が多く起こるのでしょうか?Q.なぜ流産した児を水子とよぶのですか?Q.取るに足りないささいな小奇形と呼ばれる組織変化がダウン症児で多いのはなぜですか?Q.なぜお尻に穴があいているのですか?等々、発生学他の幅広い知識を動員しないと説明がつかないものばかりでした。多くの方がうなづいていることで、意を強くしました。(文責:飯沼院長)