ダウン症赤ちゃんの養子縁組をお世話しておりません

過去にこのホームページに、ダウン症赤ちゃんが養子にもらわれていったエピソードを掲示してから、およそ3~4か月間隔で、ダウン症赤ちゃんをこれから生む予定の女性とか、産んだばかりの女性から、あるいはその配偶者である男性から、電話をもらい、「そちらで養子に出す手続き等を教えてくれないか」と要請されることが重なりました。正しい表現で申し上げますが、愛児クリニックではダウン症赤ちゃんを養子に出すことに手助けをしていることは一切ありません。それどころか、産んだ母親が責任をもって愛情を注いで育てるように働きかけを最大限にするつもりですので、間違えた解釈をしないでください。ダウン症の子供が立派な人格に育つには、最低限、親からの愛情は欠かせない条件です。将来のダウン症児の見込みが悪い見通ししか考え付かないのは、これまでに知識としてためこんだ内容に、偏りがあるからです。世間の無知な人々が抱いているダウン症のイメージに左右されるような根性なしの親からはやく脱皮するために、愛児クリニックが存在しています。早期療育は確かに効果があります。(文責:飯沼院長)