早期療育の必要性と確証シリーズ1

ダウン症の赤ちゃんが誕生したら、できるだけはやくから療育指導をうけて正しい育児に親は励んでもらいたい。

いつから療育を受ければうよいか?と考えるだろう。

療育センターという機関が各所にあります。
親が電話をかけてそのような疑問を発しますと、たいてい「お子さんの発達が遅れていることが明らかになったらご連絡をください。面倒みますよ」と返答されるのが落ちです。
これは、赤ちゃんがゆくゆくは障害をもつことを大前提としている考え方で、事後処理の典型で、わが国では圧倒的にこのタイプです。

しかし愛児クリニックはまったく違った視点で療育相談を引き受けております。
発達が遅れないように、よい発達段階を維持すると同時につぎなるステップの発達にむけて必要な運動なり学習なりふれあいなりを親に教え、実践してもらいます。
一定期間を経て、その目論見が成功していれば更なる発達目標を設定して実行。
成功していなかったら、徹底してその原因を探り、できるだけ早くその束縛から解き放たれるようにします。

事前思考のタイプで、本当の早期療育とはこれでないとおかしいです。(文責:飯沼院長)