秋の講演会の主題は、世間の差別を見据えること

秋の講演会では、ダウン症児の誕生に始まる社会的な差別待遇の正体を親御さんたちは正しく受け留めているかを問いかけます。
医者による差別の視点を乳児健診の事例で語ります。

保育園に入れるとなるとどんなに障壁が高いかを示します。
小学校の普通学級に入学するとなると、どんな理不尽な学校側の待遇がされるかを具体的に解析して示します。
海外旅行にでかけた幼児がどんなにか敏感に差別の空気を察して、様子が典型的に変わることも語られます。
妊婦さんが出生前診断に追いやられる背景には、広大な差別の土壌が広がっていることに起因することに気づかれないと議論になりません。
さらに就職の場での差別、さらに深刻な親御さんの心に深く沈潜している差別がどんなひどい思春期以降の退行現象を引き起こしているかを解明します。
成人してグループホーム建設を目指しても、差別の心をそのままにした住民運動により計画は頓挫させられてしまいます。
その時どんな甘言欺瞞の言い方をするか、実際に見聞きした体験から暴露したいと、演者は考えています。

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